栄光学園中学校の偏差値と入試問題の傾向、合格最低点など、入試情報まとめ③
2018/03/14
こんにちは。
今回は、栄光学園中学校の偏差値と入試問題の傾向、合格最低点など、入試情報についてまとめてみました。
今回の記事で紹介するのは…
■偏差値/試験
■入試問題の傾向
■塾別 合格実績
では、ご覧下さい。m(_ _)m
偏差値/試験
■偏差値:67
■試験日:2/2
■試験科目:4科
■定員:180
■合格最低点
年度 | 2015年 | 2016年 | 2017年 |
---|---|---|---|
満点 | 240 | 240 | 240 |
合格者平均点 | 163.1 | 154.0 | 172.6 |
合格者最低点 | 150 | 140 | 159 |
受験者平均点 | 145.1 | 134.2 | 149.1 |
入試問題の傾向
■国語 入試傾向
・漢字の書き取り以外は、ほぼ全問が記述問題「自由記述」になります。
・大半の問題が2行程度の記述となっており、50字以上を要するものも多く出題されます。
・問題数は少なめですが、本格的な記述問題の連続となっており、試験時間に余裕はありません。
・読解問題は2題構成で、小説/物語文が1題、論説/説明文が1題、という組み合わせが定番です。
・文書量のボリュームは増加傾向にあります。29年度は8200字にも及びました。
・小説/物語文に関しては、外国の作品(翻訳本)からの出題が多いのも特徴です。
・論説/説明文の出題傾向は、自然や動物をテーマにしたものが多いです。
・例年、漢字の書き取りは15問出題されます。書き間違えやすいものが多いです
■算数 入試傾向
・首都圏屈指といえる難問ぞろい「難しくて/面倒くさく/大変な問題」の試験です。
・設問数が少なく、柔軟な思考力や応用力を問うような出題です。合格には算数的なセンスが求められます。
・試験時間は60分、大問数は5題で総問題数は15問前後です。1問1問に時間をかけて、掘り下げて解く試験です。
・純粋な計算問題、特殊算はほとんど出題されません。比と割合も直接出題されることはありません。
・頻出分野は、場合の数/整数の性質/条件整理など、作業系の問題となっています。
・図形は、立体図形が頻出です。展開図/切断面の切口/表面積などになります。
■理科 入試傾向
・1つのテーマにそった実験/観察から、数値をグラフ化したり、さらにデータ解析する特殊なスタイルです。
・解答形式は用語記入、記号選択などが多いですが、最近は、記述問題の比重が大きくなっています。
・理由などを掘り下げて問う記述問題も目立ち、あやふやな知識や考察では対応できません。
・毎年のようにグラフや図の作成問題が出題されており、時間配分に注意が必要です。
・大問3題、小問11題と問題数は少ないですが、解答に時間のかかる問題が増えているので注意が必要です。
■社会 入試傾向
・理科と同様に、1つのテーマに沿った複数分野の総合問題形式です。
・断片的な知識ではなく、大きな流れで捉えさせようという意図のもとに問題がつくられています。
・記述が非常に重視されており、相当なボリュームを書かせる本格的な記述問題も出題されています。
・記述の採点基準はかなり厳しめなので、細部まで完成度の高い記述解答が求められます。
・地図への書き込み、グラフ作成など、かなりの作業時間を要する問題が出されます。
・ほぼ「算数」のような、社会の範疇を超えた問題が出題されることもあります。
・神奈川県ならではの「ご当地問題」も出題されます。テキストには載っていない知識が問われます。
※出題形式は今後変化する可能性があります。
塾別 合格実績
年度 | 2015年 | 2016年 | 2017年 |
---|---|---|---|
日能研 | 47 | 46 | 62 |
SAPIX | 143 | 147 | 137 |
四谷大塚 | 25 | 24 | 45 |
早稲田アカデミー | 29 | 19 | 31 |
栄光ゼミナール | 5 | 5 | 9 |
市進学院 | 7 | 4 | 4 |
以上、ご参考になれば幸いです。(^_^)/~~