駒場東邦中学校の偏差値と入試問題の傾向、合格最低点など、入試情報まとめ③
2018/03/14
こんにちは。
今回は、駒場東邦中学校の偏差値と入試問題の傾向、合格最低点など、入試情報についてまとめてみました。
今回の記事で紹介するのは…
■入試問題の傾向
■偏差値/試験
■合格最低点
では、ご覧下さい。m(_ _)m
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入試問題の傾向
■国語 入試傾向
・例年、試験時間は60分、大問数は1問となっています。
・配点は120点です。
・頻出分野は、物語文1題(6000~8000字)、記述5~6題、漢字、語句の知識など。
・出題構成は、物語文のみ1題となっています。
・本文のボリュームは、6000字~8000字程度です。
・毎年、出題傾向には、ほとんど変化が見られません。
・合格者の平均点は、120点満点で6割前後となっています。
・「異質な他者の理解」というテーマが出題されています。
・新刊本からの出題も多く見られます。
・毎年、80~100字程度の記述問題が、5~6題出題されています。
・漢字、語句知識、書き抜き問題は、15問程度出題されます。
■算数 入試傾向
・例年、試験時間は60分、大問数は4問となっています。
・配点は120点です。
・頻出分野は、条件整理、規則性、平面/立体図形など。
・近年、120点満点で合格者平均は、6割前後となっています。
・数学的視点を問われる問題(証明など)が出題されます。
・毎年、手を動かして調べ上げる、手間のかかる問題が出題されます。
・算数の典型問題の学習だけでは、全く解けない問題も多く出題されます。
・手間のかかる作業問題、論理的に説明させる問題、作図問題など。
・「実生活の中で算数の考え方が活かされて感動したりおもしろいと感じた出来事」を答える問題など。
・解答は、途中式/考え方も書く形式となっています。
・採点では、答えにたどりつくまでにどう考えたかを非常に重視します。
・完答できていなくても、部分点は予想以上にもらえます。
■理科 入試傾向
・例年、試験時間は40分、大問数は5問となっています。
・配点は80点です。
・頻出分野は、溶解度/密度、力学の計算、作図問題、天体/気象/地層など。
・毎年、小問集合と4分野から大問1題ずつという出題構成です。
・合格者平均点は50点台後半なので、6割得点が目安です。
・大問1の小問集合は、ほとんどが易しい問題となっています。
・大問2以降は、グラフの読み取りと作図問題が頻出です。
・与えられた条件に合わせて、知識を応用することが求められます。
・化学は、実験問題(水溶液/中和反応)の出題が近年増えてきています。
・物理は、光や電気などの単元も出題されます。
・地学は、天体からの出題が増えており、気象(天気図/衛星画像)の問題も多いです。
・生物は、身近な生物と環境問題を絡めた問題が出題されています。
■社会 入試傾向
・例年、試験時間は40分、大問数は1問となっています。
・配点は80点です。
・出題形式は、記述問題5~6題の総合問題形式です。
・近年は、資料/写真や統計データなどを読み取り、説明させるような問題が増えています。
・大問は1題のみで、総合問題形式ですが、歴史の比重が大きくなっています。
・大問のリード文が長く、読解力/分析力が求められます。
・毎年、歴史の史料、地図、グラフの読み取り問題が出題されています。
・試験時間40分に対して、総問数20問前後ですが、時間に余裕はありません。
・典型問題も出題されますが差がつきやすいのは、思考力を問われる記述問題です。
・過去の出題傾向を把握した上で、記述対策を進めましょう。
※出題形式は今後変化する可能性があります。
偏差値/試験
■偏差値:66
試験実施 | 合格発表 | 手続締切 | 試験科目 | 募集定員 |
---|---|---|---|---|
2/1 | 2/2 | 2/2 | 4科 | 240 |
合格最低点
■合格最低点(満点:400)
年度 | 2013年 | 2014年 | 2015年 | 2016年 | 2017年 |
---|---|---|---|---|---|
合格最低点 | 253 | 241 | 252 | 228 | 249 |
以上、ご参考になれば幸いです。(^_^)/~~
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