早稲田実業学校中等部の偏差値と入試問題の傾向、合格最低点など、入試情報まとめ③
2018/03/14
こんにちは。
今回は、早稲田実業学校中等部の偏差値と入試問題の傾向、合格最低点など、入試情報についてまとめてみました。
早稲田大学系属早稲田実業学校初等部・中等部・高等部
今回の記事で紹介するのは…
■偏差値/試験
■入試問題の傾向
■塾別 合格実績
では、ご覧下さい。m(_ _)m
偏差値/試験
■偏差値:男64 / 女66
■試験日:2/1
■試験科目:4科
■定員:男85 / 女40
■合格最低点
■2017年度:男177 / 女190 (満点300)
入試問題の傾向
■国語 入試傾向
・例年、試験時間60分、大問数2~3題、配点は100点となっています。
・小説/物語文、随筆、文論説/説明文などが頻出です。
・出題形式は、記号選択と書き抜きが中心です。
・書き抜きが多い年度と、記号選択が多い年度があります。
・設問数が30前後と多く、難度が高いので時間配分に注意が必要です。
・文章量が多く、大問2題で約10000字という年もありました。
・物語文では、人物の性格/気持ちの読み取りなど。
・説明文では、指示語の読み取り/要旨の把握など。
・短時間で要点を掴んでいく、読解力を見る問題が多いです。
■算数 入試傾向
・例年、試験時間60分、大問数5題、小設問数15題前後の出題構成です。
・図形、場合の数、速さなどの問題が頻出です。
・難関私立中入試の中で、トップレベルの難度です。
・大問1から、かなりの計算力を必要とする問題が出されています。
・大問2は、辺の長さの比/表面積/図形の折り曲げ/展開図など。
・大問3~大問5の小設問は、問題を解く順番に並んでいます。
・毎年2~3題、条件やヒントに気づければ解けるという問題が出されます。
・合格者の得点は50点前後、年度によっては30点前後という結果もあります。
・早稲田実業中は、算数で合否が決まると言われています。
■理科 入試傾向
・例年、試験時間30分、大問数3~4題、配点は50点となっています。
・植物のしくみと成長、てこのつり合い、光の進み方、天体などが頻出です。
・解答形式は、用語/数値記入と記号選択が中心です。
・選択問題は、正確性が重視され、曖昧な知識では得点出来ません。
・年度によっては、本格的な記述問題が出題されることもあります。
・生物/化学/物理/地学の各分野からバランス良く出題されています。
・問題の難度が高く、受験者平均は低め(40~50%)となっています。
・理科が得意であれば、大問2以降で80%を目指しましょう。
・分野の垣根を越えた総合問題が多く、幅広い知識が必要です。
■社会 入試傾向
・例年、試験時間30分、大問数3題、小設問数30~40題の出題構成です。
・地形図の読み取り、外国との交流や産業、時事問題などが頻出です。
・大問は、地理と歴史から1題、公民や時事問題から1題です。
・解答形式は、記号選択/用語記入/記述など様々です。
・グラフや史料の読み取り問題の比重が高いです。
・人物や地名、出来事の名称は必ず漢字で書けるようにしておきましょう。
・受験者平均が60%前後と高く、ほとんどが基本的な知識を問う問題です。
・知識があれば解ける問題が多くなっています。
・正しくないものを選べ/すべて選べなど、設問の指示に注意しましょう。
※出題形式は今後変化する可能性があります。
塾別 合格実績
年度 | 2015年 | 2016年 | 2017年 |
---|---|---|---|
日能研 | 31 | 33 | 23 |
SAPIX | 52 | 43 | 43 |
四谷大塚 | 46 | 62 | 57 |
早稲田アカデミー | 63 | 69 | 63 |
栄光ゼミナール | 5 | 4 | 10 |
市進学院 | 1 | 2 | 4 |
以上、ご参考になれば幸いです。(^_^)/~~