麻布中学校の偏差値と入試問題の傾向、塾別合格実績など、入試情報まとめ③
2018/03/14
こんにちは。
今回は、麻布中学校の偏差値と入試問題の傾向、塾別合格実績など、入試情報についてまとめてみました。
今回の記事で紹介するのは…
■偏差値/試験
■入試問題の傾向
■塾別 合格実績
では、ご覧下さい。m(_ _)m
偏差値/試験
■偏差値:68
試験日:2/1
試験科目:4科
定員:300
■合格最低点
年度 | 2015年 | 2016年 | 2017年 |
---|---|---|---|
満点 | 200 | 200 | 200 |
合格最低点 | 118 | 103 | 106 |
入試問題の傾向
■国語 入試傾向
・例年大問1題、物語文のみという構成です。 基本的に、論説文・説明文は出ません。
・文章量は、例年6000字後半~7000字前半というボリュームです。
・哲学的なテーマを扱う作品を取り扱うことが多いです。
・設問に「つながり」がある構成になっており、深く考えて読み解くことが求められます。
・設問の8割以上は記述問題です。
・長い文章を読みこなし、記述の解答欄を埋めることが求められます。
・題材や設問を理解するには、「精神年齢の高さ」が要求されます。
■算数 入試傾向
・中学入試問題ではあまり見かけない、パズル的な要素の問題が特徴です。
・与えられた条件を整理し、基本的な解法を使いこなして、「理詰め」で解いていく思考力が求められます。
・問題は、その場で思考力を要求される問題と解法パターンを覚えていれば解ける問題の2種類に分かれます。
・解法パターンを覚えていれば解ける問題を優先して解くようにしましょう。
・地道に手を動かして書きだしていく「調べ上げ」の問題も出題されます。
・途中式や考え方もすべて書かせる、ほとんど白紙に近いスペースの大きな解答用紙です。
・合格するためには、6割近い得点が必要です。60点満点なので35点以上は取れることを目指しましょう。
■理科 入試傾向
・受験生が面くらうような意表を突く問題、実験問題、観察問題が取り上げられることが特徴です。
・中学入試の常識破りといえるよう問題もしばしば出題され、かなり難解な問題も出題されています。
・受験生を「小さな科学者」ととらえ、問題集では見たことがない「新しい切り口の問題」が登場します。
・深い興味関心、法則を見つけて筋道を立てて考える、理科的な思考能力がためされます。
・出題構成は例年同じで、大問4題、各分野から1題ずつ出題されます。問題量が多いので、時間配分に注意が必要です。
・点数稼ぎの問題もあれば、かなり難度の高い問題もあるので、問題の難易度の見極めが重要です。
■社会 入試傾向
・例年、大問は1題のみで、4ページにおよぶ、非常に長い問題文を読ませる形式が特徴的です。
・ひとつのテーマに関して、地理・歴史・公民・時事問題などが問われる、総合問題形式で出題されます。設問数は15問前後です。
・過去の出題内容を見てみると、分野の垣根を超えて、次々と頭を切り替えて設問に対応していくことが必要です。
・設問の大半は記述問題です。例年、記述問題が12~14題出題されているので、記述力は必須です。
・最後の問題は、例年「現代社会の矛盾とその解決策」を論述させる問題です。指定字数は減少傾向にあります。
・50分で総設問数15問前後なので、時間的にはそれなりに余裕があります。
※出題形式は今後変化する可能性があります。
塾別 合格実績
年度 | 2015年 | 2016年 | 2017年 |
---|---|---|---|
日能研 | 86 | 68 | 75 |
SAPIX | 183 | 174 | 181 |
四谷大塚 | 57 | 57 | 66 |
早稲田アカデミー | 54 | 52 | 51 |
栄光ゼミナール | 26 | 29 | 18 |
市進学院 | 6 | 8 | 4 |
以上、ご参考になれば幸いです。(^_^)/~~