中学受験「国語」の記述問題が苦手!書けない!どうしたらいいの?対策は?
2017/06/10
中学受験「国語」の記述問題が苦手!書けない!どうしたらいいの?対策は?
国語は、あまり勉強しなくても出来るという子と、なにをやったらよいのか?分からないから苦手という子に別れる教科ですよね。
学校でも塾でも、かなりの時間勉強するのですが、はっきりとしたやり方が分かっていない…得意な子でも、なんとなくフィーリングで解いていたりします。
幸い?にも、うちの子の場合はフィーリング派というか、センスがよいのかな?と思っていましたが、やはり、なんとなくでは、あるところから伸び悩みます…
国語は、正解が1つじゃないし、勉強しても伸びないし…と諦めていました。
うちの場合は、算数はもっとイマイチだったので、ちょっとだけ本人が得意と思っている(思い込んでいる?)国語をなんとか伸ばせないかと、いろいろと調べてみました。
それで、分かったこと!
国語はフィーリングだけではない!
↑あたりまえなのですが、コツというか、ちょっとやり方が分かっているか?で、大きく得点力が違ってきます。
うちも、これまで「国語は勉強してもな~」と思っていましたが、国語は問題の中に答えが書いてある(ことが多い)!ここで得点できないのはもったいないと気がつきました。
漢字なんかは、知らないと全く書けないし、勉強しても出題される確率は…
(漢字は確実に得点したいところなのですが)
今回は、国語の記述問題を得点するコツ、やり方、テクニック?!についてまとめてみました。(^-^)v
■キーワードをピックアップする。
■キーワードを繋げて、文章らしく。
■キーワード数の目安
■指定の文字数にまとめる。
■記述問題の対策まとめ
では、ご覧下さい。m(_ _)m
■キーワードをピックアップする。
長い文を素早く作るには、いきなり書き始めないことが重要です。
大人はパソコンで文章を作成することが多い(とくに会社勤めの方は)ので、ひとまず書いてみて、あとから切り貼りや編集という作業になれています。
一方、子供はいきなり長い文章を書くパターンが多いです。しかも、一度書いた部分を消したくない(書き直したくない)と…
結局、うまく書けないしまとまらない。記述問題が苦手な子は、おそらく、このパターンにはまっています。
文章を書くコツとしては、いきなり文章を書き始めない、まず、キーワードをピックアップしてみてください。
■キーワードを繋げて、文章らしく。
次に、いくつかのキーワードを繋げて、文章らしくしていきます。
記述問題の場合、出題者が書いてほしいことを答える必要があります。この文章のポイント、キーワードほ何か?何を書けば点数がもらえるかを、常に意識しましょう。
うちの子も長文になると、同じ事を繰り返したり、途中からよく分からない、まとまっていない解答をしていたのですが、主人公の気持ち+「キーワードを繋げる」ことで、なんとか得点出来るようになっています。
ここらへんは、ある程度の問題数をこなして、いろいろな出題パターンに慣れておくことも重要です。
志望校の過去問が一番かもしれません。
※長文読解や記述問題は、上位校ではあたりまえのように出題されます。しかも、かなりの長文で難解なものも…
やはり、訓練を積んでいないと太刀打ちできません!
ですが、中堅校あたりだと、長文読解自体があまり出題されていなかったりします。早い段階で、志望校の過去問の傾向を掴んでおきましょう。
■キーワード数の目安
これは、聞いてみてなるほどと思いました。
記述解答の字数から、ある程度、盛り込むキーワード数の予測が出来るそうです。
15字程度 → 文章中の1つのキーワードで文(解答)を書く。
30字程度 → 文章中の2つのキーワードを繋げて文(解答)を書く。
50字程度 → 文章中の3つのキーワードを繋げて文(解答)を書く。
このパターンは、かなり多くの場合に当てはまるそうです。記述問題で解答を書くときに、ちょっと思い出してみて下さいね。
■指定の文字数にまとめる。
ここまで、出来たとして…以外に多いのが、文字数オーバー!(または、文字数不足)です。
この「何文字以内で」というのは、子供には結構やっかいで、難しいもののようです。
オーバーはもちろんダメですが、大幅に少ないのも、おそらく相当減点されるでしょう。
これは、なかなか対策が難しいです…
文字数の調整には、別の言葉に言い換える。必要があります。
もちろん、文章を書く練習も必要なのですが、ここは、ある程度の知識、語彙力が求められます。
うちの子と話していると、親(大人)が思っている以上に、言葉の意味が分かってないなーと思います。
やはり、ベースとなる知識がないと、特に記述問題の場合は、解答しきれないと思います。
基本的な言葉の意味、類義語と反対語、熟語、慣用句、ことわざ、敬語…等は、しっかり押さえたいところです。なかなか、ここらへんにまとまった勉強時間を割くのは難しいと思いますが…
ちなみにうちの場合は、トイレに日めくり形式で置いたり、壁に貼ったり。とにかく目にする回数を増やすしかないかと。
そして、寝る前にクイズ勝負!
親も覚えなきゃいけないとなると、盛り上がりますよ。かなり、たいへんですけど…。(>_<)
■記述問題の対策まとめ
いきなり書き始めない!
まず、キーワードをピックアップする。
キーワードを繋げて、文章らしくする。
そして、指定の文字数にまとめる。
うちの場合も少しずつですが、フィーリングでなく、正解にたどり着けるようになってきているかな?と思います。
ご紹介した対策が全てではありませんが、国語の記述問題で少しでも得点できるようになるとよいですよね。
ではでは、さようなら(^o^)/~~