オルソケラトロジーの値段は? 眼科の選び方と治療まとめ
2017/05/28
オルソケラトロジーの値段は? 眼科の選び方と治療まとめ
こんちには。
数年前からレーシックと並んで話題になっているオルソケラトロジーについて。
前回に続いて、オルソケラトロジーの値段、眼科の選び方と治療について、まとめていきたいと思います。(^-^)v
前回までの記事はこちら↓
■オルソケラトロジー値段は?
■眼科の選び方は?
■治療はどうやるの?
■まとめ
では、ご覧下さい。m(_ _)m
■オルソケラトロジーの値段は?
まず、レーシックと同じで、オルソケラトロジーは、健康保険が適用されません。
自由診療となるため、オルソケラトロジーにかかる費用は両眼で15~20万円前後と言われています。
専用のコンタクトレンズを作製するので、それなりに高額になりますね。
専用レンズの耐久年数は約2年程度です。毎日、使い捨て(1Day)コンタクトレンズを使用した場合と、ほぼ同額になります。
また、専用のレンズが処方されて治療が終わりではなく、定期的に眼科に通って視力の移行を検査する必要もあります。
定期的に検査が必要なのは、通常のコンタクトレンズでも同じはずですが…(^_^;)
■眼科の選び方は?
眼科選びのポイントは、レーシックにおける眼科の選び方とほぼ同じですが、オルソケラトロジーは、レーシックと比較すると、実施している眼科が少ないです。
眼科の中には、レーシックとオルソケラトロジーの両方を実施している眼科もあります。
下記のポイントをチェックしてみましょう。
・オルソケラトロジーの治療実績が豊富
・医師やスタッフの対応がよい
・費用が明確
・通いやすい場所にある
・病院内が清潔
・コンタクトレンズは正規のものを使用している
・眼科専門医が治療を担当している
・適応検査は専門知識のあるスタッフ(視能訓練士など)が担当している
・治療前の説明(合併症やリスク等)はしっかりしている
・治療後の定期健診や保障
オルソケラトロジーは、レーシックと比較して治療の歴史が浅いです。
専用のコンタクトレンズは、就寝中に装用する特殊なタイプのものであり、不適切な治療により、感染症や失明などの重篤な副作用を引き起こす恐れがあります。
治療開始前に必ず確認したいこと
・医師の眼科医としての経歴
・治療に用いるコンタクトレンズの情報
・治療の方針・適応検査の結果
■治療はどうやるの?
適応検査とカウンセリングで採集したデータから、矯正用のコンタクトレンズを作成します。
※普段コンタクトを使用している場合、検査前に装用を中止した状態(眼鏡で過ごした状態)で検査を受ける必要があります。
・問診
・視力測定
・眼球の検査
(屈折検査・角膜形状解析・眼圧測定・角膜内皮検査など)
次に、コンタクトレンズのトライアル装用を行います。テストレンズを約2~4時間ほど装着して、視力の回復度合いとレンズの装着に問題がないかなどを確認します。
※近年、強度近視や乱視への対応が徐々に進んではいますが、オルソケラトロジーでは、治療が難しい場合があります。
このトライアル、ハードレンズなので、コンタクトの経験がない方にはハードルが高いようです。
そもそも、なかなか付けられないですし、大丈夫かな?と思うくらい痛いです。
この辺は、個人差が大きいと思いますが、コンタクト未経験だと、ちょっとキビシイかな?と感じました。
トライアルで視力の回復が見られ、装着に問題がないことを確認した後に、治療開始となります。
専用のレンズが処方、作製されます。その際、装着と外し方の練習や、取り扱いの説明などを受けます。
装用開始後は定期的に、視力とコンタクトレンズを調べるための検査を行います。
例)
翌日
1週間後
1ヵ月後
3ヵ月後
6ヵ月後
1年後
■まとめ
・自由診療となるため、費用は両眼で15~20万円前後と言われています。
・専用レンズの耐久年数は約2年程度です(1Dayコンタクトを使用した場合とほぼ同額)。
・眼科医としての経歴、治療の方針と適応検査の結果、治療に用いるレンズの情報などを必ず確認する。
・オルソケラトロジーでは、強度近視や乱視への対応が難しい場合があります。
・コンタクト未経験だと、トライアル装用のハードルが高め。
とくに子供が小学生くらいだと、日々の取り扱いや管理が難しいかな?と思います。
それなりに高額になりますし、根本的には回復していません(装用しないと元に戻る)。
また、夕方~夜にかけてボヤけてくるので、その点もちょっと心配で悩んでしまいます。
以上、少しでも、同じようなご家庭の参考になれば幸いです。
ではでは、さようなら(^o^)/~~