聖光学院中学校の評判は? 偏差値と入試問題傾向、併願パターンなど、入試情報まとめ②
2018/03/13
こんにちは。
今回は、聖光学院中学校の評判は? 偏差値と入試問題傾向、併願パターンなど、入試情報についてまとめてみました。
今回の記事で紹介するのは…
■聖光学院中学校の評判
■偏差値/試験
■入試問題の傾向
■併願校候補
では、ご覧下さい。m(_ _)m
聖光学院中学校の評判
・一人ひとりの能力を伸ばし、可能性を広げていくためのハイレベルな教育を展開しています。
・中3~高3で希望制補習も実施し、高度な内容を学びます。
・週1回の英会話の授業は少人数制で外国人教師により行います。中3から希望者対象にフランス語の課外授業もあります。
・総合学習では難民、途上国の貧困、地球温暖化などキリスト教精神にもとづいたテーマのもとで、グループでの研究発表や討論を行い、教科横断的に学びます。
・先生と生徒、先輩と後輩のかかわりが大切にされる校風で、6年間を家庭的で温かい雰囲気のなかで過ごすことが出来ます。
・生活、学習ともに生徒への面倒見が良く、保護者とのかかわりにも積極的です。校長へのホットラインが設けられています。
・運動会で高3生が踊る美しいダンスは50年以上引き継がれており、クリスマスには恒例のミサやハレルヤコーラスなどのコンサートを実施します。
・2003年に完成した新校舎では情報ネットワーク化が充実、情報教育に対応するITワークショップルームや図書館が新装されました。
偏差値/試験
■第1回 偏差値:68
■試験日:2/2
■試験科目:4科
■定員:175
■第2回 偏差値:69
■試験日:2/4
■情報科目:4科
■定員:50
入試問題の傾向
■国語 入試傾向
・大問4題構成です。大問1が漢字の書き取り、大問2が語句の知識問題、大問3、4が読解問題という構成が定番です。
・読解問題は、2題合わせて9000字前後あり、ここ数年増加傾向にあります。
・記号選択問題は選択肢が5つあり、選択肢の文章もかなり長めです。
・読解問題は、物語文・小説と論説・説明文それぞれ1題ずつ出題されます。
・物語文、小説は、「田舎に帰省した少年・少女の心情」あるいは「転校生の心情」を取り扱う問題が多いのが特徴です。
・論説・説明文に関しては、中学受験では多く出題されるテーマ(日本人の性質、言語、自然、社会の規律など)が目立ちます。
■算数 入試傾向
・基本問題から応用問題まで非常にバランス良く出題されます。大問5題程度、小問数16問前後が定番の構成です。
・だれも解けないような超難問・奇問は出ず、問題の難度も適度におさえられています。
・例年かなり高得点勝負になります。合格者平均点が150点満点で110点(約7割弱)を超えることも珍しくありません。
・問1から応用問題ですが、一行問題の延長のような比較的解きやすい問題がほとんどです。数の性質、比と割合、特殊算など基本知識が試されます。
・複雑に見える条件を整理し、筋道立てて解きほぐす、もしくはひと工夫することで、典型的なパターンの解法に持ち込めるタイプの問題が大半です。
・頻出分野はある程度決まっており、「N進法」「整数問題(余りによる分類問題)」は聖光の定番といえる問題です。
※聖光に出やすい分野、問題に絞り込んで対策することが合格の近道です。
■理科 入試傾向
・大問4題、小問数20~30問という構成が定着しています。大半は記号選択問題ですが、一部、用語の記入問題があります。
・概ね各分野からまんべんなく出題されますが、難易度については、年度により上下動があります。
・てんびん、てこ、滑車、振り子など、「力のつり合い」は頻出分野です。
・その他、電気・磁石、気体・水溶液、金属など、物質の性質なども頻出です。
・記号選択問題が中心ですが、丸暗記では通用しません。
・選択問題に関しては、4択だけではなく、場合によっては選択肢が10択以上ある場合もあります。
・設問の意図を的確に読み取る読解力、グラフなどを正しく読み取る能力、実験や観察をもとに筋道を立てて考え、理科的な思考力がなければ対応できない問題が並びます。
■社会 入試傾向
・大問数4題、解答箇所は40~50程度というのが毎年恒例の出題構成です。記号選択問題や用語の記入が大半を占めています。
・単なる丸暗記では通用しない、深い知識・教養が求められる試験です。
・3分野からバランスよく出題されますが、年度により、環境問題や時事問題が取り上げられることもあります。
・設問にたどりつくまでの問題文が長く、かなりの量の文章を読みこなす読解力、情報処理能力も求められます。
・空欄の穴埋め問題、語句の記入などは比較的易しいもの、基本知識が中心です。
・国内で起こった出来事の順番に加え、起こった年も正確におさえておく必要があります。
・時事問題も背景についての理解や考察、一般常識がないと対応が難しい問題が目につきます。
・首都圏屈指の難関校ということもあり、合格には8割以上の得点が必要です。
※出題形式は今後変化する可能性があります。
併願校候補
聖光学院中学校の併願校候補は下記の通りです。
実際に聖光学院中の受験生が併願している学校になります。
■麻布
■筑波大駒場
■浅野
■栄光学園
■都市大付属
■栄東東大Ⅰ / A難関大
※通学時間や問題の傾向、校風などは考慮していませんので、ご了承下さい。
以上、ご参考になれば幸いです。(^_^)/~~